自分たちの手で創り上げた文化祭
文化祭が終わりました。
総合的な学習の時間に取り組んだ地域芸能など5月ぐらいから着手をはじめたものもありますし、その他の部門でも、構想などの準備期間をふくめると、夏休み明けぐらいから考え始めてくれていたところもあったのではないかと思います。
そうして、本番までの取組期間は、それまでの準備が一斉に弾けだした2週間になりました。みんなに練習の段取りを伝える人、アイデアを思いつく人、上手に小道具をつくる人、口火を切る人、いきなり演技でテンションをあげられる人、しっかりとサポートに回る人・・・お互いがそれぞれ誰かかのいいところを見つけながら、真似しながら、刺激し合って、その相乗効果が作品作りに大きくプラスに働いたように思います。
本番のステージの上での弾け具合も素敵でした。「やってくれる」とは思っていましたが、その予想を超えてきました。こんな一面があったんだなという表情をたくさん見ることができました。照れくさそうにしながらも頑張る姿もありました。でも、やっぱりその笑顔は輝いていました。
あらためて特別活動の時間の大切さに気付かされます。生徒たちの力を信じて任せれば、どこまでも自分たちで伸びていくのだなと思ました。困っているときに少しだけ手を差し伸べてあげるぐらいがちょうどいい見守り方なんだなって改めて感じました。
1年生の発表です。映像では、カッコいいショットがいっぱい。最後にステージで実演も披露しました。
2年生の発表です。エンタの神様「上風連バージョン」。ノリノリで漫才を披露しました。
3年生の発表です。歌とダンスで盛り上げてくれました。体育館がライブ会場に早変わり。
全校合唱です。今年は、「My Own Road-僕が創る明日-」と「結-ゆい-」の2曲を披露しました。
全校劇です。今年の演目は「心が叫びたがっているんだ」です。
前にもふれましたが、行事などの特別活動で発揮される力は、ふだんの授業を通して培った力だったり、ご家庭での仕事の手伝いで身につけた力だったり、生徒たち一人ひとりの好きなこと、得意なことを生かしたことだったりするのだと強く感じました。
だからこそ、特別活動を通して得られた生徒たちの成長をふだんの授業やふだんの生活の中で生かしていけるように支援していかなければならないのだと思います。
文化祭当日の朝。活動の記録コーナーは、「最後の一葉」が加わりいっばいになっていました。
満を持して、臨んだ本番となりました。
保護者の皆様、またオンラインでご視聴いただいた皆様。本日はご参観、そしてあたたかなご声援ありがとうございました。深く感謝申し上げます。
生徒の皆さん、本日はおつかれさま。
自分自身、ビックリするような自分を見つけられたのではないでしょうか。
また、この取組を通して、なかまの新たな一面を見つけられたのではないでしょうか。