職場インタビューを行いました。

 本日、1年生の総合的な学習の時間にキャリア教育の一環として行っている「職場インタビュー」を行いました。例年、生徒たちが一人ひとり選択した事業所さんへお伺いしていましたが、今年度は学校にお越しいただき実施いたしました。
 体育館を会場として、5つのブースに分かれ、生徒一人に対し講師の先生から一対一の対面でお話を聴かせていただくことができました。一人の講師の方に質問できる持ち時間は10分+アルファ。あらかじめ考えていた職業に関する質問の他にも、その場で考えた質問なども交えてインタビューすることができました。
 また講師の方々からも質問に関連した話などを広げて話してくださったり、生徒たちに趣味や得意なことなどを聴いていただいたりして、どのブースを見ても時間いっぱいインタビューが続いていました。


はじめに講師をつとめて頂いた皆様から自己紹介を兼ねたご挨拶をいただきました。


5つのブースに分かれて、インタビューの開始です。












 それぞれのブースのお話に耳を傾けていると、仕事の専門性のお話はもちろん、仕事に対して丁寧に向き合う姿勢とか、人と協調していくためには長所と短所を補いあうことが大切だということなど、今すぐ学校生活に役立てられることなど教えてくれていました。
 また、好きな食べ物を尋ねられて「サガリ」と答えた生徒に「サガリって体のどの部位か知っている?」など雑学的なことを教えてもらっていたり、釣りの得意な生徒におすすめ釣りスポットをたずねていただいてたりと、楽しそうな場面もたくさん見られました。
 はじめは緊張していた生徒たちもインタビューをする経験が進むにつれて表情がほぐれ、笑顔が見られたり、相槌や感嘆の声が増えていきました。
 ふりかえると、ふだんの生活では、立て続けに5人もの初対面の大人の方と10分以上の会話をする機会ってほとんどないだろうと思います。そう考えると、生徒たちにとってこの経験は、職業に対して「質問」から学ぶ以外にも、「会話」をする(楽しむ)ことに対するきっかけになったのではないかと思います。


最後に代表の生徒からお話をしてくださった皆様にお礼の言葉が伝えられました。

 年の暮れのお忙しい時節にも関わらず事業所、役場、学校の皆様には講師をお引き受け下さりとても有難く存じます。
 NOSAI道東根室南部事業センター、JA道東あさひ生産部家畜改良課、北海別海高等学校、別海町役場農政課、北海道クボタ別海営業所の皆様には貴重な経験の機会を与えていただきましたことに深く感謝申し上げます。


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