『節分』心の中の鬼を追い払おう！

　本日，２月３日は『節分』　幼稚園でも，日本の伝統文化への興味・関心を深めようと『豆まき会』を行いました。 節分が近づくにつれ昨年の豆まき会を思い出す年長児，年長児からオニの話を聞き驚く年少児の姿があり，今日は朝からドキドキ，ソワソワしていた子ども達です。
　『豆まき会』では，『節分』とは何か，どうして豆まきするのかといった由来の話に興味・関心をもって聞き入っていた子ども達。撒き豆にオニを払うパワーも注入し，厄災・病気『コロナウイルス』を追い払おう!!  自分の中に居るオニを追い出そう!! と意気揚々と挑みました。
　一人ずつ外のオニの的に向かって「鬼は～そと！」室内に「福は～うち！」…，そして，みんなで豆の撒き合いを楽しんでいると，突然，怒涛のような太鼓の音が響き渡り，緑鬼が乱入！  雄叫びを上げながら棍棒を打ち鳴らす緑鬼に「キャ～～！」と，後ずさる子ども達。すると，今度は後方から赤鬼が乱入!!  大迫力の鬼たちに挟み撃ちされ，心の中はパニック状態でしたが，『豆』＝『魔滅』の一粒に大きな威力があることを信じ，「鬼は～そと！」と果敢に挑む子が大勢いました。途中，鬼に攫われそうになった先生を助け出し，豆を撒きながら鬼を払うことができる歌を皆で懸命に歌い，見事，赤鬼・緑鬼を追い払うことができました。「怖かったけど，泣かなかった」「○○も，泣いてないじゃん!」「なんか心が軽くなった気がする」「豆さん，ありがとう♪」などと，自分と互いの健闘を讃え，豆への感謝を込めながら後片付けをしていた子ども達です。きっと，明日からは清々しい気持ちで登園してくることでしょう！
　豆まきの後は，頑張って鬼に立ち向かった子ども達へ，福の神 園長から『福豆授与』，そして，年女のＮ先生も福の神となり『福菓子拾い』を行いました。幸せ（福菓子）をたくさん掴んだ子ども達，いい笑顔で締め括りました。

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