今日は、社団法人根室管内さけ・ます増殖事業協会のご協力のもと、2年生がサケの採卵を体験してきました。この取組は子どもたちが、地域の基幹産業である水産業について関心を高め、「育てる漁業」について知識と理解を深めることを目的としています。
恐る恐る、申し訳なさそうにサケの頭を棒で殴打し、慣れない手つきでサケの腹を切り裂き、掻き出した卵に精子を注いで攪拌し、人工授精した卵がふ化し、稚魚が海で育ち、やがて産卵のために川を遡上し、その卵がまた人口受精し・・・と「育てる漁業」は資源を豊かにし、漁獲量の安定につながっていること、そして何より命の大切さについて学ぶことができた1日でした。