試作をして改善へ
2年生の「乳和食」の学習は、レシピの考案を終えて、試作と意見交換を行う「プレ試食会」を行ったところです。
このプレ試食会には、この授業のスーパーサポータである町内在住の管理栄養士さんに調理の段階から入っていただき、アドバイスをもらいながら進めます。
曖昧だったイメージが、この試作の調理で見えてきました。
ここはどうなっているの?どんな順番で入れるの?・・・
その都度みんなで再確認したり、判断したりしながら調理しました。
試食の時間には、各テーブルから「おいしい!」の声が聞こえました。
どの班も、牛乳や牛乳から作るホエイとカッテージチーズをたっぷり使ったメニューです。
管理栄養士さんからは、「どの班も減塩を意識したメニューが考えられていて、乳和食として成立している」と高評価をいただき、皆ニコニコ。
うまくいくかな?失敗しないかな?と不安だった2年生ですが、この言葉を聞いてほっとしたかな?
その上で、材料や分量を検討することや、日常食としての普及をめざすために手順も改善することをアドバイスとしてお話してくれました。
農政課の方は「どれもおいしかった」と、こちらも高評価。
特にお気に入りのメニューがあったそうで、これからはこのレシピで作りたい!と仰っていました。
各班の課題が見えたところで、来週は改善や調整をして最終決定をしていきます。
プレ試食会後に昼休みには、食材の下準備をどうするかや分量をどうするかなどをみんなで相談する班や、「先生時間ありますか?」と味付けや分量の相談に来る班がありました。
管理栄養士さんが、2年生の皆さんの調理の手際の良さや、よく話し合って取り組んだ姿を褒めてくれました。
そんなチームワークの良いみんなで12月の試食会へ向けて、また頑張りましょう。