箏の表現を味わいながら。
1年生の音楽の授業では、箏の表現を味わいながら音楽の特徴を生かして表現したり鑑賞したりすることを目標として、「さくらさくら」の演奏に取り組んでいます。
授業では、琴爪の付け方に始まり、姿勢や構え方、弦の弾き方など箏特有の作法を交えながら学習していきます。楽譜の音階でも、ドレミファソラシド…というなじみのある呼び方ではなく「一、二、三、…、九、十、斗、為、巾」という独特なもの。なんでも、箏は『古事記』にも記述があるそうで少なくとも千年以上は日本人に親しまれてきた楽器なのだそうです。
授業では、個人練習用の文化箏と本格的な箏とを交代しながら練習を進めていきました。
はじめは戸惑うことも多いようでしたが、個人練習が進むにつれてみるみる勘をつかんでいく適応力にはさすがだなと感じました。
授業の最後には、先生が伴奏する2箏に合わせての演奏に挑戦していましたが、みなさん初めてとは思えないくらい、「さくらさくら」を奏でることができていました。

箏を囲んで、姿勢や弦の弾き方、つくりの名前などを確認します。

一人ひとり文化箏を用いて、練習開始です。

時間を決めて交替しながら、本格的な箏を用いて練習します。

はじめはおっかなびっくりだった指使いがだんだん軽やかになっていくのがわかります。

基本的なつくりや奏法は文化箏と変わりませんが、本格的な箏は一味違います。
今後の授業の中で、変奏曲を自分で考えて作っていくことになるとのこと。単元の終わる頃、音楽室からいろんなバリエーションの「さくらさくら」が聴こえてくるのを楽しみにしています。