学びを通して育みたい資質能力
授業中の教室をのぞかせてもらっていると、一時間の授業のテーマに迫るためのいろんなアプローチが見られます。
	Does he like parfait? 三単現のお勉強 単語のポーズ まさにボティランゲージ!?
	自分の考えをみんなに説明するということ。伝える力が発揮されます。
	民主主義と社会主義 生徒総会とからめて教科書と身の回りのことをつなげます
	多様な考えのある問題を推論し、根拠に基づいた理由付けをして意見を書こう
	意見・主張を決めて。
	理由付けを考えたり…
	根拠のためのデータを探したり…
	体験したことを想起したり…
	こういう時、タブレットは便利です
	まとめをワークシートにしっかりと整理
	SDGsについて考えるための学び合い
	環境を守るために必要だと思うことを一人ひとり考えて、交流します
	アイデアを同様のカテゴリーごとに分けていきます。
	他の人の意見も聴きながら自分の意見と合わせることで、方策が明確になっていきます
	採取してきたマツの花を観察。正確な技能が問われます。
	肉眼では粒にしか見えない鱗片がチョコレートクリームのつくるヒダのように見えて「神秘的やなー」の声があがります。身近な植物への関心と学びに向かう意欲がググっと高まる瞬間です。
	批評文を書くという難しいテーマに挑戦。
	課題は、3つのテーマを呼びかけたポスターからひとつのジャンルを選んで批評文を書くことです。
	本題のテーマに迫る前に、ある図書の書評について書かれた文章にふれて・・・
	その書評のいいところを話合わせたり・・・
	体が不自由な方でも安全に使えるアイデアが施されたハサミを紹介しながら・・・
	その良さをPRする文章を書くエクササイズ。本題にせまるウォーミングアップです。
	本題のポスター批評のお題は「歩きスマホ禁止」や「席をゆずりましょう」など。どのポスターもそれぞれの良さがあって目を引きます。どんな批評文が仕上がるか、出来上がりが楽しみです。
 生徒に身につけさせたい資質能力に思考力判断力表現力があります。これらの力を養うためには、その力を発揮できる場を作り出すことが必要です。たとえば表現する場が乏しければなかなか表現力を育てることは難しいですし、思考力判断力を養うにも考える場や判断する場が必要です。けれども、この場を作り出すのは簡単なことではありません。なぜなら、思考判断表現力以外にも身につけさせたい力があるからです。主体的に学びに向かう姿勢はもちろんのことですが、生きてはたらく知識・技能も大切です。
 50分間という1時間の中で。数時間という単元の中で。
 限られた時間の中で、思考・判断・表現する時間をつくりだすために授業の構成や単元計画が大切なってきます。
