薬物乱用防止教室

 今日の5時間目に、北海道釧路方面中標津警察署 生活安全課長 村瀨寛之様を講師としてお迎えし、全校生徒を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。
 はじめに、喫煙や飲酒に関する「ゲートウェイドラッグ」についてのお話がありました。「ゲートウェイドラッグ」とは、より危険な薬物の使用へとつながる「入り口」となる物質のことを指します。
 喫煙や飲酒は、一見それほど深刻な問題には思えないかもしれませんが、特に20歳未満の若者にとっては、薬物乱用の第一歩となる可能性があるというお話を伺い、その危険性について改めて考えさせられました。
 また、「薬物乱用」とは、「医薬品を本来の医療目的以外で使用すること」や、「医療目的のない薬物を不正に使用すること」を意味し、そのような使い方をした場合には、たとえ1回であっても「乱用」となることを教えていただきました。
 さらに、薬物には繰り返し使用したくなる「依存性」や、同じ量では効果が得られにくくなる「耐性」があるため、自分の意志だけではやめられなくなり、乱用の悪循環に陥ってしまう危険性があることや、たとえ乱用をやめたとしても、記憶や感覚が突然よみがえる「フラッシュバック」に苦しめられることがあるなど、薬物乱用の恐ろしさについて、詳しく学ぶことができました。
 今回の薬物乱用防止教室は、私たち1人1人が薬物に関する正しい知識を身につけ、決して関わらないという強い意志を持つことの大切さを再認識する、貴重な学びの機会となりました。
 ご多用の中ご来校いただき、私たちに大切なことを丁寧に教えてくださった村瀨様に、心より感謝申し上げます。






関連記事

この記事のハッシュタグに関連する記事が見つかりませんでした。

最新記事

カテゴリー

アーカイブ