地域人材活用学級【2年生家庭科】

 昨年度に引き続き、地域人材活用学級の一環として、2年生の家庭科の時間に野付漁業協同組合の漁業士の方々を講師にお招きし、「魚さばき体験学習」を行いました。
 今回ご用意いただいた魚は「鮭」です。はじめに講師の方から、鮭の「三枚おろし」の見本を見せていただきました。頭の落とし方や包丁の入れ方、内臓の処理の仕方、そしていくらの取り出し方まで、プロならではの手際の良さに、生徒たちは目を輝かせながら見入っていました。
 見学の後はいよいよ実践です。各グループに分かれて三枚おろしに挑戦しました。最初は包丁の扱いに苦戦する様子も見られましたが、友達と声を掛け合いながら慎重に作業を進めるうちに、次第に手つきも慣れてきました。講師の方々からは「とても上手にさばけていますね」「骨が身からきれいに取れましたよ」といったお褒めの言葉もいただきました。
 普段の生活の中ではなかなか体験することのない魚の解体を通して、子どもたちは食材が食卓に並ぶまでの過程や、命をいただくことの尊さについても学ぶことができました。今回の学習は、2年生にとって大変貴重で有意義な経験となりました。
 この経験をきっかけに、ぜひご家庭でも料理づくりや食材の下ごしらえに積極的に取り組み、食への関心をさらに深めていってほしいと思います。







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