行政相談出前教室が行われました

 9月17日(水)、全校生徒を対象とした「行政相談出前講座」が実施されました。この講座は、総務省の取り組みの一環として行われているもので、今回は釧路行政監視行政相談センターの林様、別海町の行政相談委員である小西様、庄司様にご来校いただきました。
 講師の皆様には、日常生活における困りごとや社会の仕組みについて、わかりやすくご説明いただきました。
 講座では、まず行政の役割についての解説があり、その後、「水道を使うには、整備や維持管理をしているのは誰か?」等といった、身近な生活に関わる問いかけを通して、行政相談制度の仕組みや役割について、具体的な事例を交えながら丁寧にお話しいただきました。 
 公共施設の不具合、行政サービスに関する疑問、生活上の悩み事等、私たちの身の回りに起こりうる「声の届け先」について、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
 今回の講座は、単に行政制度を知るだけでなく、「困ったときに声を上げることの大切さ」や、「社会とのつながりの中で自分を守る力」について考える非常に意義深い学びの機会となりました。
 中学生という多感な時期に、「相談できる場所がある」「自分の意見を伝えてよい」という意識を育むことは、心の安心にもつながります。
 この講座をきっかけに、何か困ったことがあったときには、一人で抱え込まずに周囲の大人に相談できるようになってほしいと願っています。
 ご多用の中、本校生徒のためにご講演いただいた行政相談委員の皆様に、心より感謝申し上げます。今後も地域社会との連携を大切にしながら、生徒1人1人の成長と安心に寄り添った教育活動を進めてまいります。






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