【1学期】校内研修
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本日、本校で校内研修を実施しました。
今回の研修のテーマは、4月に行われた全国学力学習状況調査の結果を受けて、正答率の低かった問題の分析です。
国語と数学のそれぞれ1問ずつを取り上げ、教員全員で実際に解いてみるという形式で行いました。
この研修の目的は、生徒がどこでつまずいているのかを、教科の枠を超えて教員間で共有することです。
教科ごとの指導にとどまらず、生徒の「学び方」や「考え方」を学校全体で支援していくためには、こうした情報共有が欠かせないと考えています。
取り上げた問題はいずれも記述式で、国語では条件にあった文章を自分の言葉でまとめて答える問題。
数学では形式に合わせて、正しく説明する問題でした。
実際に教員が解いてみると、「どのように書き始めたらよいか分からなかった」「問われている内容が読み取りにくい」といった声が多く上がりました。
生徒と同じように戸惑う場面もあり、教員にとっても貴重な体験となりました。
改めて、記述問題では単に知識を持っているだけではなく、それをどう表現するか、どのように相手に伝わるように書くかという力が求められていることを実感しました。
これは全ての教科に共通する課題でもあります。
今後は、こうした研修で出た教員自身の感想や課題意識をもとに、各教科が連携しながら指導の工夫を進めていきたいと考えています。
そして、その方策を実践し、生徒たちの「書く力」や「表現する力」の向上につなげていきたいと思います。
今後も、生徒一人一人の学力向上を目指し、学校全体で取り組んでまいります。





