【野付小学校】スマホのルールって本当に必要?
12月19日(月)、北海道教育庁根室教育局社会教育指導班から講師をお呼びし、野付学校区CS主催によるスマホ安全教室が本校体育館で行われました。
ルールって本当に必要なの?という疑問に対して、今回は、大きく次の3つのことについて考えました。
1 社会経験などが不十分だから
2 テストの点数が悪くなるかもしれないから
3 友達とケンカになるかもしれないから
「1 社会経験などが不十分だから」では、インターネットを使う上で、知っておいた方がよいこととして、A多くの人が見ている、B情報が正しいかどうかわからない、C面と向かって言えないことはネットでも言わない、Dネットに一度出たものをすべて回収することは不可能、Eネットで行なったことは通信業者にすべて記録が残る、ということを学びました。そのあと具体的な例を挙げ、みんなに判断してもらいました。これぐらいは大丈夫じゃないかな、と思えることも、実は犯罪なのだということがわかりましたね。
「2 テストの点数が悪くなるかもしれないから」では、実際にグラフでネット使用時間と国語、数学の点数の関係を見ました。使用時間が長いほど、点数が下がることが読み取れ、時間制限をしたいと考える児童もいました。
更に、ネット使用時間が長くなる弊害として、睡眠の質が落ちることを指摘した児童がいました。鋭い!
「3 友達とケンカになるかもしれないから」では、
友だちからのプレゼントのぬいぐるみの画像とともにLINEに
「このぬいぐるみ、かわいくない」
と書き込んだことで、友達から無視され、不登校になった事例が紹介されました。
「?」を入れなかったちょっとしたミスで大変なことになったことから、文は考えて書き込まなければいけないと改めて気づきました。
とても印象に残ったフレーズは「大人が本気になれば大体のことは解決できる」です。「子どもが困らないように」、「子どもが困っているときにいつでも対応できるように」、「子どもが信頼して相談できるように」我々大人がスマホの問題に真剣に向き合わなければいけないと思いました。