授業のようすのあれこれです。

 授業中の様子をのぞいてみました。説明を聴いたり、考えたり、作業をしたり、発表したり、それぞれの授業でいろんな場面がありました。

 2年生の美術の時間には、透視図法を使って構造物を描く作業に取り組んでいました。先生からは「実際に存在しない形でもいいですよ」というアドバイスがあったり、作成中の描画に対しワンポイントのスパイスとなるヒントがあったりと、技能とともに想像力の高まる時間でした。


黒板の見本やテレビに投影された書き方参考のデモンストレーションを見ながら作成に取り組んでいました。




 3年生の理科では、速さ測定器とペットボトルキャップを用いた運動エネルギーに関する実験とタブレットを用いた実験結果の処理作業を行っていました。キャップの並びはボーリングのピンの並びに見立てられていて、日常生活での出来事も想起しながら取り組んでいました。




自分たちで実際に実験して得られたデータを入力していきます。


実験結果のそれぞれを点で表らわされた分布をもとに考察を進めます。

 1年生の総合の時間では、来月予定している職業インタビューの準備として、自分たちが先生役となって、自分たちの家の仕事について説明している場面を見かけました。ロボットによる自動化の話などについて、専門用語を交えて話す姿は、とても逞しく見えました。




自分の家の仕事の進め方を説明し合いながら、仕事地図を創っていきます。


時折、飛び出す仕事の専門用語や道具など、その場で調べて、即共有しながら進めていました。

 3年生の美術は、現代美術の鑑賞の時間でした。どうやって撮影したのかしら?という風景が美術作品だったり、あまり芸術作品らしく見えない作品に、とても高額な値段がついていたりなどの話は、意表をつくものばかりで、芸術って楽しくて奥が深いなって改めて思います。


美術室の机のレイアウトも鑑賞しやすいようになっていました。


この写真はどうやって撮ったんでしょうか?


この作品が、そんな高値で!!!

 2年生の国語では、短歌を素材として言葉から心情や情景を想起して、心に残った一首を選び、理由を伝え合いました。中には同じ短歌を選んだ生徒たちもいましたが、惹かれた理由の視点がまるで違うことに、言葉による心象の妙に味わい深さを感じさせられます。


十首から一首選ぶこと・・・


選んだ一首に散らばる言葉と向き合うこと・・・


心情や情景を想起すること・・・


作者の手からも離れた自分だけの作品として生まれ変わっていくおもしろさが、そこにあります。


たったの31文字なのに、そこから生み出される言葉が創り出す物語(世界)の広がりは無限なのだということに気付かされます。

 昨日は道徳についてふれましたが、いろんな授業の場面を見ていると、生徒たちはいろんな場面で、心と頭を使って取り組んでいるのだなぁということに気づきます。


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