小中連携授業を行いました
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昨日、中春別小学校・中春別中学校の6年生・中学1~3年生による合同授業を行いました。
今回のテーマは、
「自分のことも相手のことも大事にする方法 ~今日から使える、アサーションを学んじゃおう!~」です。
講師には、日本医療大学総合福祉学部ソーシャルワーク学科の橋本達志先生(認定精神保健福祉士)と、就労継続支援B型事業所 ここリカ・プロダクションの板垣実さんをお招きしました。
授業では、アサーションとは何かについて、「相手の気持ちも、自分の気持ちも、どちらも大切にするコミュニケーション」であることを、具体的な例や分かりやすい言葉で教えていただきました。
また、日常でよくある場面を想定したワークでは、「自分だったらどう感じるか」「どう行動するか」を一人で考えた後、グループで意見を共有しました。
小学生と中学生が同じテーマについて一緒に考えるのは初めての取組だったため、はじめは中学生が少し緊張した表情を見せていましたが、話し合いが進むにつれて徐々に中学生が中心となって意見をまとめたり、小学生の考えを引き出したりする姿が見られました。友だちの意見を聞きながら、それぞれが自分の考えを整理する時間となりました。
後半では、ソーシャルワーカーの仕事についても紹介していただき、福祉の仕事が介護だけでなく、学校や病院、地域など、さまざまな場所で人を支えていることを学びました。
昨日学んだ「アサーション」は、学校生活だけでなく、家庭や地域でも役立つ考え方です。これからの人との関わりの中で、ぜひ活かしてほしいと思います。
