3学期が始まりました☆彡
19日間の冬休みを終え,久しぶりに全園児が顔を揃えました。3学期初日の遊戯室には,新年にちなんだ餅つきの臼と杵,コマや羽子板,けん玉といった伝承遊び道具が登場! 餅つきに合わせた絶妙な合の手や掛け声が飛び出したり,昔ながらのルールに則り羽根つき(羽根を落としたら顔に墨)をしたり,手回し・紐コマやけん玉に挑戦するなど,友達や先生と一緒に大笑いしながら楽しんでいました。
お正月遊びの魅力といえば,やはり『世代を超えて楽しめる』ところでしょうか。しかも,遊びを通じて知恵や発育を促す要素もあります。時の流れや情報量,新しい遊びが盛り沢山で昔の遊びは置き去りにされがちですが,幼稚園では改めて伝統的な遊びを省みることを大切にしたいと思います。
『3学期始業式』では,キリッ!と気を引き締め式に臨んでいた子ども達。 長期休み明けにもかかわらず,礼や挨拶,返事,話を聞く姿勢も意識している姿があり,これまでの体験が力となっていることを感じました。冬休みの約束も,意識して取り組んでいたようですね。(自己申告)
今年は『巳年』,脱皮をする蛇のイメージから『復活と再生』を意味し,新しいことが始まる年,また『巳』を『実』にかけて『実を結ぶ年』とも言われるようです。中西別学校区の統合とも相まって感慨深いものがありますね。本年度の締め括り,そして,中西別幼稚園としても最後の学期ともなります。統合に向けての見通しをもちながら,子ども達にとって必要な体験,学びにつながる経験を積み重ね,力として蓄えられるようにしていきたいと思います。今学期も,どうぞ宜しくお願いいたします。