中学校出前授業『理科』,第7回へそっこ読み聞かせ
中西別中学校の先生方のご理解・ご協力の下,これまで『体育』『英語』『書道』の出前授業を体験させていただきました。そして,本年度最後となる出前授業では『理科』を行っていただきました。『理科』には楽しい思い出がある年長組も,馴染みのない年少組も,どんな体験が待っているのか,わくわくしながら今日の日を迎えました。
全園児が注目する中,ステージから白衣を着て登場したのは,理科担当のF先生こと『博士』。博士と共に『静電気』に関する5つの実験を行いました。「この5つの実験が成功すれば,みんなも博士になれる」との言葉に,一気に気持ちが高まる子ども達。①下敷きで静電気を起こす ②塩ビパイプでペットボルト内の発砲ビーズを動かす ③塩ビパイプでアルミ缶を転がす ④風船でスズランテープクラゲを浮かす ⑤塩ビパイプでライデン缶に電気を溜める・・・全ての実験に対し,面白そう! やってみたい!! どうしてだろう? こうしたら成功するかな? なるほど!! と,好奇心・探求心をもって関わる姿がありました。身近にある素材・用具が実験道具に変身することにも興味をそそられていました。 全ての実験に成功! F博士から『博士に近づいたでしょう』認定をいただき,ほくほく顔の子ども達。一人ずつ,感想も伝えることができました。
お忙しい中,子ども達の興味・関心・意欲を高める出前授業を行ってくださったF先生,本当に有難うございました。これまでの出前授業をきっかけに,幼稚園以外の先生にも親しみを覚え学校を身近に感じたり,就学への期待・興味をふくらませたりする姿がありました。こうした心を揺り動かす体験の積み重ねが,小中学校での自覚的な学びにつながっていくことと思います。
一家庭ずつ担当していただいた『へそっこ読み聞かせ』も,本日 最終回を迎えました。本年度は,計7回,そして,会としては累計546回の読み聞かせとなりました。 中西別幼稚園の伝統である『親と子の絵本の会「へそっこ」』を引き継いでいただき,心より感謝申し上げます。 締め括りの活動となる『合同へそっこ読み聞かせ』も,どうぞ宜しくお願い致します。
今回は,『笑本むかしばなし『ももたろう」』を読み聞かせしていただきました。誰もが知っている日本昔話が,こんな展開に!? 新感覚・斬新な『ももたろう』の世界に,大爆笑の子ども達&先生。独特なタッチの絵と,個性際立つ登場人物な絵と「…ました!!」のセリフまわしに直ぐに食いつき,みんなで声を揃えて言っていました。大笑いしている子ども達の姿に,シリーズ本『笑本むかしばなし『おおきなかぶ~」』も,読み聞かせしていただきました。「…ました!!」プラス「…ませんでした!!」という展開も混ざり,グレードアップ⤴ そうきたか!と,ユーモアあふれる絵本の世界にのめり込んでいた子ども達です。